■ 犬の動物学(行動と習性)
犬をよく観察すると,うれしいとき,悲しいとき,怒ったとき,なにか欲しいとき・・・ 様々な感情を体いっぱい表現していることに気づきます. 犬には犬特有の行動や習性があります.それらを理解することが,お互いに楽しい 生活を築く上で大切なことではないでしょうか.

■ 犬の感情表現
犬は体全体と声で感情を表現します.よく見れば,愛犬が嬉しいのか悲しいのか 怒っているのか怖いのか・・・わかるようになってきます.

嬉しいとき

尾を左右にぶんぶん振ります.前足で飛び跳ねるようにします. じっとしていられず,あたりを走り回ったりもします.
手や顔をなめようとすることもあるでしょう.これは,嬉しさや親愛の 情を表現しているので,受け止めてあげましょう.ただ,口の周りや中を なめようとするわんちゃんもいますが,これは避けた方が無難ですね.

怒っているとき

何か危険と感じたり,自分のテリトリーを侵されると感じたときなどには 怒り!つまり,怒っているときです. 歯をむき出して低いうなり声をあげます.頭を低くして前足で踏ん張って 身構えます.
家族の中でトップだと勘違いしているわんちゃんの場合,群れの一員である 飼い主を守ろうとして,他のわんちゃんにこのような攻撃的な表現をしたりします. ”飼い主”がリーダーシップを発揮し,「大丈夫だよ」と教えて気持ちを静めて あげましょう.

悲しいとき

わんちゃんは悲しいとき,さびしい・つらい・痛いときなど,「クーンクーン」と 鼻を鳴らすような声をだします.こんなときは,愛犬が何を訴えているのか, 何を要求しているのか,注意深く観察しましょう.

怖いとき

犬は何か怖いとき,おびえているときは耳を後ろにたたみ,尾を後ろ足の間に しまいこんで小さくなります.ブルブル震えることもあります.
犬は耳がとてもいいので, 雷や花火の大きな音などに反応して,こんな状態になる子もいますよね.